最近、劇場では「Milk」と「スラムドッグ・ミリオネア」を鑑賞。前者は私の期待がとてつもなく大きすぎたため、意外と普通。でもやっぱりショーンペンはすごいや! 後者は結構おもしろかった。子役がものすごくかわいい。かなり爆笑シーンあったしね。
レンタルでは「ロスト・ハイウェイ」と「ブルーベルベット」を鑑賞。両作品ともDavid Lynchが監督。

David Lynchの作品が好き!とか言いながら、実は「マルホランド・ドライブ」と「インランド・エンパイア」しか観たことなかったんですね。で、堂々とリンチファン宣言ができるように(笑)、最近はリンチ作品を全部観るためにレンタル店に通ってます。
ロスト・ハイウェイ」は最初かなり静かなシーンが多くて少ししんどいな〜と思っていたら、急にわけがわからないことが起こって、その後しばらくは普通のストーリーで、最後はまた目が回る。そんな感じ笑。ネットでいろんな人の解釈を見て、(その行為は自分でもあまり好きじゃないんだけど)なるほど〜と半分納得。でも正解は一つじゃなくても良いんですよね。自分は、リンチの、一見ぐちゃぐちゃのように見せて実はちゃんと一貫してあるストーリーを描いているってゆう手法が好きなわけではなく、一瞬先も何が起こるか分からない、そんなシーンの連続がすごく好きなんです。だから彼の作品を観る時は、次はどんな世界に連れて行ってくれるんだろう、とものすごくワクワクした気分になります。
一方「ブルーベルベット」はすんなり理解できるストレートな作品だなと思いました。デニス・ホッパーの演技がすごい!セリフもかなり笑える。She wore blue velvet〜って歌がいつまでも耳に残ります。
リンチの映画だけでなく、ドラマの「ツインピークス」もレンタルして全話観ました。

そうえいば小学生の時に、よくwowowで放送していた(放送開始年を調べてみたら、私が観たのは再放送だったみたいですが)記憶があります。ネットでいろいろ調べてみましたが、ものすんごいブームだったらしいですね。もう社会現象レベルの。
分かる気がします。ストーリーがおもしろいだけじゃなくて、あのゆったりとした世界にずっと浸っていたくなる中毒性がありますよね。いつも飲んでるコーヒーも余計美味しく感じるようになるし。笑
もっと、リンチ特有のわけのわからない感じが全話で繰り広げられるのかと思ったら、案外ストレートな感じなんですね。最終話のラストはそのわけのわからない感じ、一瞬先も何が起こるか分からない感じが全開で大興奮だったけど。
そしてこのドラマ観てたら、まぁーチェリーパイなんてものが食べたくなること!笑 チェリーパイって食べたことないし、売ってるのも見たことないけど、これが流行った頃はどのカフェにもチェリーパイが売ってたらしいですね。
で、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」の再放送を観てからブルーベリーパイが食べたかったこともあって、先日ミックスベリータルトを作りました。(結局チェリーでもパイでもないというツッコミはなしで)
DVDボックス買っちゃおうかな〜